饅頭こわい お茶こわい

本好きのただの日記。こわいこわいで食べ放題。

2014-01-01から1年間の記事一覧

よしながふみ「大奥」11巻まで読んで今後の展開を予想してみる

前回は、よしながふみ「大奥」の主要な人物と出来事について、史実との比較を長々と書いたが、 今回は大胆にも、今後(12巻以降)の展開予想をしてみようと思う。 ちなみに私は単行本派。連載誌は読んでない。 黒木良順と青海伊兵衛 青沼亡き後、この物語の…

よしながふみ「大奥」で描かれる事件は史実通りなのか?比較してみた

前回、「大奥」11巻までのあらすじを書いて、だいたい流れがつかめたので、これからようやく本当に書きたかったことを書く。つまりは前回のは前置きです。 私が知りたかったのは、この漫画に描かれている人物や事件のうち、どこまでが史実通りで、どこからが…

「大奥」が壮大すぎてよくわからなくなってきたので11巻までのあらすじをまとめてみた

よしながふみ「大奥」は江戸時代の大奥を舞台に、歴史上の人物がことごとく男女逆転した世界を描く壮大な歴史ドラマ。 なんだけど正直ね、壮大すぎてよくわからんてことがしょっちゅうある。登場人物が非常に多く、ストーリーは決して時系列を追って描かれる…

短編作家としての手塚治虫「悪右衛門」

さわりだけあらすじをー 摂津の国の嫌われ者 石川右衛門尉恒平は悪右衛門と呼ばれていた。板倉左大将より信太の森のキツネ一千匹をとれという命を受け、そのためなら問答無用で人も斬る残虐非道の荒くれもの。 ある日、悪右衛門に追われたキツネのリズは安倍…

「とめはねっ!」を読んで書道をやってみたくなった

書道を学ぶ人って今どのくらいいるんでしょうか。 青春書道漫画。現在12巻まで刊行。 「帯をギュッとね(柔道)」や「モンキーターン(競艇)」を描いた河合克敏のニッチな漫画第三弾。 井上雄彦が「スラムダンク」を連載するときは“バスケ漫画は当たらな…

映画「ゼログラビティ」宇宙を体感する映画

IMAX 3Dで「ゼログラビティ」を観た。 あまりに評判がいいので期待値はパンパンに膨れ上がっていたが、その期待を軽々飛び越えるとんでもない映画だった。 そもそも私はパニック映画が好きではない。それはきっとただ単に観客に怖い思いをさせることが目的で…